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エコハウスにしませんか

カバンにはマイ箸・マイバック、部屋の電気はこまめに消して、緑のカーテンも挑戦中…。できるだけ暮らしの環境負荷を減らすために、身近にできる取組みがどんどん広がってきました。でも頑張っている人ほど、そろそろこんな疑問を感じはじめているのでは。

「もっと何かできることはないの?」

そう感じたら、そろそろエコハウスに挑戦してみませんか?

エコハウスとは、基本的な環境性能を備えた住まいのこと。決して特別な住まいのことではありません。新築でもリフォームでも、住まいをエコハウスにしていくことで、普段のこまめな省エネが、より効果的になります。

エコハウスと言っても、土地の条件や住まい方によって取組み方は様々です。予算の制限も当然ありますから、一概に何かが正しく、何かが間違っているということはありません。しかし、近年多くの日本の研究者が議論を重ね、国の制度を整備していく中で、日本のエコハウスが目指すべき方向性が少しずつまとまってきました。

それにあわせて、2000年以降、戸建住宅の性能を向上させるための制度が数多く発表されています。それらの制度の多くは、増え続けている家庭からの温室効果ガス排出量を抑制すること、質の良い住宅ストックを増やしていくことを目指しています。

エコハウスのつくり方

では、具体的にはどんなポイントに気をつけて住まいづくりを進めればよいのでしょう?
滋賀県立大学名誉教授であり、環境建築研究者である林昭男氏は、エコハウスの原則を以下のようにまとめています。住まいづくりのための、大きな方向性を示すものです。

「エコハウスの設計手法10原則」    (説明文は一部加筆しています)

1.ロハスな暮らし
エコハウスがエコハウスとしての機能を発揮するためには、住まい手が健康で持続可能な暮らしを心がけることがまず何より重要です。
2.場所を読み、微気候を整える
日照、風向き、樹木の有無等、周囲の環境は室内環境に大きく影響します。快適なエコハウスをつくるためには、まず周囲の環境を整えましょう。
3.自然の力を取り入れる
太陽の光や風、雨は全て自然の恵み。エコハウスとは、これらの恵みを活かせる住まいのことです。その手法は、「自立循環型住宅への設計ガイドライン」の中で、「13要素技術の手法と省エネルギー効果」としてまとめられています。
4.気密・断熱とエコマテリアル
冬暖かく省エネな住まいの基本は、断熱と気密です。家の基本性能を高めるのに伴って、安全な素材を選ぶこともより重要になってきます。
5.資源を無駄なく
住まいを建てるには大量の資源が必要です。資源は無駄なく使うと共に、リサイクル材などを積極的に利用しましょう。
6.足元を見つめる
地域の文化、地域が持つ資源や風景を尊重し、それを生かす住まいづくりを心がけましょう。
7.機器は少なく
自然と調和したパッシブ建築の住まいでは、機器は補助的な位置づけとなります。機器を設置する場合は高性能なものを選びましょう。
8.世代をこえて使い続ける
家を建てては壊す時代はおわります。質の良い建物に手を入れながら引き継いでいく。そのためには、維持管理のしやすさなども住まいの良し悪しを決めるポイントとなってきます。
9.外に開いた構え
近隣地域や近隣とのつながりを意識し、緑豊かで風通しのよいコミュニティをつくっていきましょう。
10.美しい景観
“私のお家も景観のひとつ”を認識した家づくり。美しい景観をもつ街は長く愛される街になります。

また、もう少し詳細な解説資料としては、(社)日本建材・住宅設備産業協会が公開している冊子「だれにでもわかる快適な住まいづくり」がおすすめです。住まいづくりのための基本的な知識と、住まいの省エネルギー化や、安全な素材、シックハウスを防ぐ方法などが丁寧に解説されています。

建築の技術的な話は苦手な方でも、例えば「快適なすまいとは Part1」の章などは読みやすいと思います。これから住まいづくりやリフォームをされる方はぜひご覧ください。冊子は無料配布されており、PDFでダウンロードして見たいページだけを読むこともできます。

>> 「だれにでもわかる快適な住まいづくり」
(2004, (社)日本建材・住宅設備産業協会)
※「(1)だれにでもわかる快適な住まいづくり」のPDFダウンロードをクリックすると、全てのコンテンツをダウンロードすることができます)

エコハウスづくりのためのチェックポイント

住宅を新築するときやリフォームするときは、エコハウスに挑戦する絶好の機会です。エコハウスづくりの流れも一般的な住まいと基本的には同じですが、頼れるパートナー(設計士)探しなどいくつか重要なチェックポイントがあります。省エネで快適な住まいで暮らしたいと思ったら、以下の項目をチェックしてくださいね。

住まいづくりの流れ エコハウスのための +αチェックポイント
住まいの希望や予算を検討する
  • 住まいの評価ツールなどを参照し、住まいの見た目だけでなく、性能についても希望をまとめておく。
    参考: 住宅性能表示*1長期優良住宅*2 など
  • 住宅性能表示など、第三者認証制度を利用するかについても検討
設計士や工務店を決める
  • エコハウスに関する知識が豊富な設計士を探す。
    例えば、CASBEE*3評価員の資格を持つ設計士は住宅の環境性能に関する知識を一通り学んでいるはず。また最近では、会社のHPでの発信内容も有力な情報源です。
  • 希望する素材や工法、第三者認証に対応可能かどうかを確認
プランを練る
見積りを行う
  • 予算調整が必要な場合は、耐震性能や断熱性など、後付けしづらい基本性能を優先させる。
  • 利用可能な公的な補助金があるかをチェック
建築工事

竣工・引渡し
  • 鍵を受け取る際に、住まい方のコツや、お手入れ方法を確認
  • 設計図書や住宅性能評価書は、大切に保管する。
新しい住まいでの生活

[備考]

*1 住宅性能表示制度

住宅性能表示制度とは、外見を見ただけではなかなか分かりにくい、「地震などに対する強さ」「火災に対する安全性」「省エネルギー対策」など住宅に関する10分野の性能項目について、国土交通省から指定された評価員が実際に審査を行い、等級や数値で表示する制度です。建物の性能の違いが、専門知識がなくても分かりやすく理解していただけます。
 住宅新築時に住宅性能の評価を受けたい場合は、手続きのスケジュールや費用を把握するためにも、できるだけ早めに設計士に相談しましょう。

滋賀県の評価機関は、現在以下の2つの団体です。
(財) 滋賀県建築住宅センター   077-569-6501
(株) 確認検査機構アネックス   077-511-4170

*2 長期優良住宅

「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」というストック型社会への転換を実現するために、住宅の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性など9つの項目に関する基準があります。長期優良住宅と認定されるためには、各性能項目の基準を満たすように住宅の建築計画及び一定の維持保全計画を策定して、所管行政庁の認定を受ける必要があります。長期優良住宅と認定されると、税制優遇やローン優遇などが受けられます。

*3 CASBEEすまい

CASBEEすまいは、戸建住宅の総合的な環境性能を評価するツールです。 
  『快適・健康・安心(Q1)で長く使い続けられる(Q2)性能が備えられており、エネルギーや水を大切に使い(LR1)、建設時や解体時にできるだけゴミを出さない(LR2)ように環境負荷を減らす努力をしており、良好な地域環境形成に役立っている(Q3、LR3)住宅』が高く評価されます。
 CASBEEの評価ツールは、ホームページからダウンロード可能です。評価行いたい方、住まいづくりに活用されたい方は設計士に相談しましょう。

*4 自立循環型住宅への設計ガイドライン

自立循環型住宅設計とは、住宅の居住時の消費エネルギーを50%程度削減することを可能にするため、13要素技術の手法と省エネルギー効果をとりまとめた設計ガイドラインです。パッシブデザイン住宅を設計するためのベースになる設計技術の教科書として、設計士を対象とした講習会を開催し、その設計技術の普及が行われています。
  設計情報があれば、設計中の住まいが、平均的な住宅に比べどの程度省エネかを簡単に概算することもできます。

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